アンジェリカ
漢方では当帰と呼ばれ、「血中の気薬」といわれ、女性の漢方薬に多く含まれています。作用は血を作り、血を流し、経絡を整え、腸を潤します。
ラズベリーリーフ
子宮や骨盤の筋肉を整え、月経も調整する作用、さらにカリウムやカルシウムを多く含むため利尿作用、貧血を予防します。
また配合量によって情緒を安定させる効果、妊娠末期には出産を、産後は授乳を助ける働きがあります。
ヨモギ
身近な植物としてあるヨモギはお灸や漢方薬、入浴剤など幅広く用いられています。
作用は温めて痛みをとり、止血効果により安胎効果があります。
ハイビスカス
クエン酸と酒石酸、ビタミンCが豊富で疲労回復、肌荒れを改善し、妊娠中の視力低下やスマホによる眼精疲労の予防と回復、さらにカリウムも豊富なためでとっく酢効果が期待できます。
ネトル
鉄分、ミネラル、ビタミンが豊富なため、貧血の予防、湿疹の緩和、利用作用、消化作用、浄血作用が期待できます。
さらに花粉症の治療、血糖を下げる効果もあります。
ローズヒップ
「ビタミンCの爆弾」ともいわれ、レモンの20倍含まれます。
ビタミンCによる美肌効果、風邪の予防が期待でき、ビタミンA・B・Eも豊富で滋養強壮、利尿作用、便通をよくし、代謝を高める効果があります。
サンヤク
「山の薬」といわれるほど滋養強壮に長けています。
作用は胃腸を健康にし、気を補い、肺を潤し、生命力の基本である腎を強くします。
ステビア
砂糖の300倍の甘さがあるため広く甘味料として使用されていますが、現在では抗菌・抗ウイルス作用、デトックス作用、アレルギー抑制、アトピー抑制、抗酸化作用が期待できます。
一部避妊効果があるとの書き込みもありますが、現在ではそのような効果はないといわれています。
シソ
シソは薬味や入浴剤など幅広く使われています。
作用は気の流れを整えストレスからの開放し、からだを温め発汗作用、さらには安胎効果が期待できます。
オオイタビ
別名王不留行といい、耳ツボでも使用される小さな実で、作用は通乳、通経、止痛の作用があり、母乳の出が悪い、母乳不足、乳腺炎などに働きかけます。
ショウガ
ショウガの辛味成分はからだを温めて発汗作用があり、また「嘔吐の聖薬」ともいわれ、吐き気を抑え、さらには食欲増進、殺菌効果も期待できます。胃腸の動きの悪いときには少量の摂取にとどめ、大量摂取は控えなくてはなりません。
コロハ
フェヌグリークとも呼ばれ、カレー粉にも入っています。漢方では腎陽を温め、寒さをとる働きがあります。
また滋養強壮、栄養補給、食欲増進、解熱剤、さらには催乳作用があります。
スペアミント
ペパーミントとは違いメントールを含まず香りが穏やかで消化促進作用はあまり期待できませんが、リフレッシュ効果、集中力を高める効果が期待できます。漢方でも気を流す働きがあり、イライラなどの解消に効果的です。
フェンネル
漢方では小茴香といい、腐った魚肉に混ぜると良い香りが回復することからこの名前がつきました。
作用は便秘の解消、解毒、利尿作用、消化促進、ダイエット効果、さらに催乳作用も期待できます。
ただし、妊婦さんは大量摂取できません。
ダンディライオン
生薬では蒲公英といわれ、いわゆるタンポポです。根っこから葉まですべてが使える薬草です。
利尿作用、貧血の予防、炎症を抑える、さらには乳腺炎の要薬とも言われています。
ハトムギ
漢方ではヨクイニンといわれ、排毒作用・清熱作用があることから美肌効果、さらには胃腸を整え食欲増進、体内の湿気を排泄する働きで母乳の出を良くし、むくみを改善します。